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RNUUTAJARVI(ヌータヤルヴィ)について

NUUTAJARVIの歴史


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出展:Instagram(@0mayucoron0)

NUUTAJARVI(ヌータヤルヴィ)は1793年にフィンランドヌータヤルヴィ地方に設立された、フィンランドで最も歴史のある老舗メーカーで、今なおその工場ではガラス製品が作られています。
北欧のガラス製品は世界中で有名ですが、200年以上もの間、フィンランドの小さな村で様々なガラス製品が作られてきたと言うこの事実は大変稀なこと。


ヌータヤルヴィはその高い品質とデザイン性によって現在も世界中にコレクターが多い、大変人気のあるブランドですがその歴史は順風満帆であったとは言えず、倒産寸前まで追い込まれるような様々な危機を乗り越えて現在にに至っています。



設立当初、ヌータヤルヴィは窓用のガラスを始め、ガラス瓶や一般家庭用のガラスを製造していました。
ところが1950年、工場が全焼してしまう危機に陥ります。そして残念なことに当時のオーナーは工場を再建させるだけの財力がなく、ヌータヤルヴィはWartsila(ヴァルツシラ)社に売却されてしまいます。


その当時ヴァルツシラ社は既にARABIA(アラビア)と言う人気ブランドを抱えていたため、相当な財力がありました。
アラビアと言えば、北欧ブランドの中でも最大級の名窯と呼ばれ、今なおその人気は衰えるどころかさらにファンを増やし続けているブランド。
この買収を機にヌータヤルヴィの製品はARABIA-Wartsilaブランド下で販売されることになります。
ヌータヤルヴィの製品に「ヴァルツシラ」や「アラビア」のステッカーが貼ってあるものが見られるのはこのような歴史的背景があるためです。



1950年のこの合併以降、アラビアのブランド力をもってヌータヤルヴィの製品は日の目を見ることになります。
ヌータヤルヴィのブームの到来です。
そしてこのブームの火付け役に、巨匠カイ・フランクが一役買っていることはあまりにも有名。
カイの活躍により、彼のコンセプトでもあるsimplicity&affordability(シンプルでお手頃)がヌータヤルビと言うブランドに「日常使いのガラス製品」と言う確固たる位置を与えることになりました。



1962年にはオイヴァ・トイッカが入社。カイと共に様々な実験を行い、ガラスの色付けや吹きガラスの技術を開発。
現在のカステヘルミ、Birdsなどのシリーズはこうした試みの結果生まれた作品なのです。

1982年にバルチラ社がイッタラ(当時ガラス製品を販売)を売却。ここでバルチラの大株主であったヌータヤルヴィのガラス製品部門とイッタラが合併。
新しくIittala-Nuutajarviとして設立されます。

その後、高機能キッチン製品で有名なハックマンシャ社によって買収され、2003年にはそのハックマン社がiittala
(小文字)に改名。
この時点でiittalaとしてアラビア、ロールストランド、ヌータヤルヴィなどを集めた大手キッチンブランドとしての地位を固めます。



全盛期はその工場に300人の従業員が働き、ヌータヤルヴィの村に住んでいたようですが現在ではそれは30人程度まで減ってしまい、そのほとんどがオイヴァ・トイッカのBirdsを作成していましたが、2014年になり残念ながらヌータヤルヴィの工場は閉鎖を予定しており、最後までここに残っていた職人たちもイッタラの工場のほうに異動が始まっています。

閉鎖の事実は悲しい現実として受け止めなくてはなりませんが、ヌータヤルヴィとして生み出された作品はこれからも色あせることなく世界中の人々に愛され続けることでしょう。


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アラビアルスカについて

紅葉を意味する言葉RUSKA(ルスカ)


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1961年。アラビアを代表するUlla Procope(ウラ・プロコペ)によってデザインされ約40年と言う長い間作り続けられた不朽の名作Ruska(ルスカ)が発表されました。
30種類以上ものカップやプレートなど多くの違った形がが作られているシリーズです。





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フィンランド語で「紅葉」を意味するRuska。
アラビアの商品の中でも特に有名なこのシリーズ。
実は陶器ではなくて磁器なんです。

ここで簡単に陶器と磁器の違いを説明しますね。
ポイントは3つ。
①原材料の違い
②焼き方の違い
③見た目の違い


①原材料の違い
大まかに言うと「土」から出来ているか「石」から出来たいるかの違い。
原料になる粘土の違いによってどちらに分類するかが決まります。
陶器の事を「土もの」、磁器の事を「石もの」と言うこともあります。

②焼き方の違い
焼成温度は、陶器より磁器のほうが100度くらい高いのが普通です。
陶器は主成分が粘土、磁器は主成分が陶石(とうせき)という石の粉末で陶石の方が耐火度が高いのです。


③見た目の違い
陶器を土もの、磁器を石ものというように、陶器は暖かい味わいや表面の素朴な風合いが楽しく、逆に磁器は白くガラスのような滑らかさ硬質さが魅力です。


ここで話をルスカに戻すと、このルスカシリーズは石の粉を高温で焼き上げ、とても濃く、硬く作られている食器なのです。
ここが大きなポイント。
オーブンプルーフの食器の先駆者と言える特長です。
ずっしりと肉厚で安定感のあるお皿。保温力もバツグンで、オーブンであらかじめ暖めておいたお皿に料理を盛る。
なんてことも可能です。
暖かいお皿なんて一流ホテルのサービスみたいですよね。
そしてもう1つ。
ルスカの大きな特徴でもあり、魅力でもある「風合い」。
独特の抽薬により、一つとして同じ風合いの作品はなく、手にしたルスカは世界に一つだけのあなただけの「RUSKA」となります。
この「ハンドメイド」の雰囲気、「オリジナル感」を残したため1961年の発売以来、1999年までの約40年と言う長い間作られ続け、そして今もなおファンが後を絶たないのだと思います。


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出展:Instagram(@Tenkaraten)

さて、その風合いですが、大きく分けると主に4種類に分類されます。(マスタード、メレンゲ、チョコレート、ダークブラウン)
マスタードのような明るいブラウンから、ミルクチョコレートを連想させるブラウン、そして黒に近いダークブラウンまでその変化は幅広い物です。




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出展:Instagram(@nomadmaya)

上の写真の右側に写っているのが代表的マスタードブラウンカラー。
手前に一番大きく写っているのがダークブラウンになります。
同じシリーズの商品なのに、焼き上がりの色がここまで違うのも面白いですね。




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出展:Instagram(@goodolddaysuk)

色んな茶色が混ざった斑タイプ。
比較的斑が大きい物。


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出展:Instagram(@megmuu)

こちらは手前のリム部分がマスタードブラウン。
お皿の面がのっぺりとしたダークブラウン。
リム奥側がダークブラウンの濃い斑になっています。



これが「同じなのに同じではない、世界に1つのルスカ」と言われる理由です。


また、アラビアは1950年代の後半にオーブンプルーフのセラミック素材の開発に成功。
ルスカはまさにその初めの製品でした。
これは当時のキッチンにとっての大革命。
オーブンで調理するためのキッチンウエアがそのままテーブルウエアに早変わりするのです。
オーブンで出来上がった料理をお皿に移し変える必要がなくなる。
主婦には嬉しい悲鳴ですね。


もう1つ。
ルスカのフォルムについて。


ルスカシリーズには「S-model(Sモデル)」と言う形が採用されています。
ロスマリンやアネモネ、ルイージャと言ったアラビアの有名シリーズにも採用されているこの「S-model」。
使い勝手の良さから様々なシリーズとして発売され不朽の名作としても名高いシリーズです。
ルスカもこの「S-model」の代表作品のひとつです。

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北欧雑貨とビンテージ食器のお店
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北部スウェーデンからステキな雑貨・食器などをご紹介しています。
北欧ファン定番のブランドものからノンブランドでも「グッ」とくるかわいいアイテムまで取り揃えてお待ちしております。

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Rorstrand
Iittala
Upsala/Ekeby
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